ボタニーペインティングとレジンアートの風間さん初個展 松本で5月28日まで

レジンアート作家「光翠(こうすい)」、ボタニーペインティング認定講師「風音彩(かぜねいろ)」の名前で活動する風間加代子さん(安曇野市)の初個展が5月28日まで、松本市浅間温泉1の浅間温泉手しごと館で開かれている。独自の感性で仕上げた約30点が並ぶ。
ボタニーペインティングは植物の葉をパネルに貼り付け、アクリル絵の具などで彩色するアート。エポキシレジンという樹脂を用いるレジンアートと組み合わせた作品も展示した。
深い緑のグラデーションで着色したハスの葉の上に滴が光る作品や、ゴムの木の葉とラメを使い、霧氷とダイヤモンドダストを表現した作品など。本物の砂や貝をレジンで閉じ込め、夏の海の波打ち際を表した作品は、ライトを当てると波がキラキラと動いているように見える。
「見た人の心が癒やされ、楽しい気持ちになってもらえたら。県内の自然風景も作品にしていきたい」と風間さん。
午前10時~午後4時。木曜休館。18、25日はボタニーペインティングのワークショップを随時開催。参加希望者は直接会場へ。