塩尻出身サックス奏者・塚田さんら県出身の若手が演奏会 6月6日松本

長野県出身で首都圏で活動する若手演奏家による「サクソフォン3本とピアノが奏でるコンサート」(ナガノサクソフォンズ実行委員会主催)が6月6日、松本市のまつもと市民芸術館(深志3)で開かれる。
出演はサックス奏者の塚田純平さん(塩尻市出身)、甘利美侑さん(軽井沢町出身)、由井平太さん(長野市出身)、ピアニストの今井麻耶さん(同)。それぞれ東京都や神奈川県など在住の20~40代だ。
プログラムは2部構成で8曲ほど。第1部はドビュッシー「小組曲」などロマン派を中心としたクラシックを、第2部は久石譲さんの「オリエンタルウインド」や本多俊之さんの「サクソフォン・パラダイス」など聴きなじみのある曲を届ける。
コンサートは、県ゆかりの演奏家らが「地元で音色を届けたい」と2017年に初めて開き3回目。毎回楽器の編成を変えている。ピアノのために書かれた楽譜をサックス用にアレンジするなど、一曲一曲のオリジナル性も聴きどころという。
コロナ下で延期していたコンサートの再開で、出演者の思いも強いという。塚田さん(33)は「楽器をやっていない人にも楽しんでもらえるプログラム。迫力あるサウンドを届けられたらうれしい」と話す。
午後7時開演。一般2千円、学生千円。問い合わせは実行委員会にメール(info@otokoto.net)で。