
松本青年会議所(JC)は5月24日、50歳以下の起業家や経営者らが交流する「次世代企業家100人交流会」を松本市内で開いた。地域課題の解決に向けた若者との連携などをテーマに開催。佐久長聖高校(佐久市)のアイドルグループ「7(なな)限目のフルール」(ナナフル)をゲストに迎えたトークセッションも行った。
松本、木曽、諏訪地域の経営者ら約100人が参加。ナナフルのメンバー8人の話を聞いた後、所属団体や地域などの枠を超えて意見を交わした。
トークセッションでは、主催者からのさまざまな質問にナナフルのメンバーが回答。「アイドルになった理由は」という問いには、「テレビなどでアイドルを見ていて笑顔になれた。私も誰かを笑顔にできたらと思った」。「地域に欲しいものは」には、「もっと遊ぶ場所が欲しい。交通の便を良くしてほしい」と答えた。
企画した同JC広域連携推進委員会の近藤真貴委員長は「地域課題の解決や地域活性化のために、経営者が若者とどんどん交流して、彼らの視点や価値観を取り入れながら活躍してほしい」と話した。