
安曇野市穂高のピアニストで、指導にも力を入れる神谷敦子さん(65)は6月1日、教え子でイタリア在住の声楽家・野本真希惠さん(ソプラノ)、野本さんの夫で声楽家のサルヴァトーレ・サルヴァッジョさん(バス・バリトン)とコンサート「神谷敦子と若き仲間たちVol.1」を、市穂高交流センターみらいで開く。
神谷さんは北九州市出身。国立音楽大でピアノを専攻し、結婚後は安曇野市を拠点にソロやアンサンブル演奏、伴奏などで舞台に立ち、教室も主宰している。
野本さんは同市三郷地区出身。高校生の時に神谷さんにピアノとソルフェージュ(音楽の基礎訓練)を学び、国立音大へ。同大大学院を修了し、2009年からイタリアで活動している。サルヴァッジョさんはシチリア出身で、オペラ歌手として世界的に活躍する。
神谷さんは「最近、改めて伴奏が好きだと自覚した。教え子たちも活躍するようになったので、今後は彼らとの共演を企画していきたい」。
当日は「蝶々夫人より『ある晴れた日に』」「サンタ・ルチア」などを披露する。
午後2時開演。一般3500円(当日4千円)、高校生以下2千円。神谷さんTEL090・5796・2120(留守番電話で対応)