
松本平で活動する琴伝流大正琴赤穂教室の赤穂富子代表と講師2人が5月16日、松本市社会福祉協議会(芳野)を訪れ、4月に開いた「45周年記念能登支援チャリティーコンサート」で集まった64万7642円を日本赤十字社に寄付した。
同教室は節目の年にチャリティーコンサートを開き、今回は600人超が来場。入場料千円の合計額から経費を除いた全額と、当日用意した募金箱に寄せられたお金を届けた。
上級クラスを指導する髙山みきさん(54)、浅井聡美さん(53)は「大正琴は高齢者のイメージがあると思うが、現代に合うように進化している。今回は20代を中心とした上級クラスと講師で構成したメンバーが、高度な演奏を披露した」「若者グループが実行委員になり、福祉活動をする貴重な経験ができた」とそれぞれ話した。
赤穂代表は、ボランティア演奏など日頃の活動について話し、市社協の小林弘明会長は感謝を伝えた。