黒竹の花に驚き 松本・宮渕の内山さん宅で初開花

松本市宮渕の内山功さん(87)宅の庭に植わる黒竹(くろちく)の花が初めて咲き、家人らを驚かせている。
中国が原産地のイネ科。40年前に家を新築した際、記念に数本植え、その後徐々に増えて、樹高は約1.7メートルになった。
花は5月下旬から咲き始めた。長さ約1センチの薄緑色の花穂が、稲穂のように束になった形でつき、先には雄しべがぶら下がっている。
内山さんは「吉兆の前ぶれと聞くが、良い方に向かってくれるとうれしい。欲しい人には分ける」と話す。
黒竹の幹は、生えてくる頃は緑色だが、徐々に黒くなるという。