450人が集い技術など競う
松本市双葉でストレッチ専門店｢ストレッチラボSHIN｣を営む清水進さん(40)は､5月20～22日に東京･代々木体育館で開かれたマッサージ世界選手権ワールドツアー(MCWT)で､ストレッチ部門9位に入賞した｡同部門の今年の入賞は､県内で唯一｡
MCWTは､ボディーケアやタイ古式など6部門で競う大会｡各国からセラピスト約450人が集い､技術や接客姿勢などが細かく審査された｡
ストレッチ部門は､日本予選で上位10人が勝ち上がり､外国人出場者を含む20人で決勝を争った｡豊富な施術バリエーションを持ち味にする清水さんは｢自分らしく表現できた｡来年も開催されれば､メダルを狙いたい｣と意欲を見せた｡
個人の体の状態に合わせ､肩凝りなどさまざまな不調をケアするパーソナルストレッチの技術を長年磨いてきた清水さんは｢地方で開業しているので､実力を試してみたい｣とエントリー｡施術モデルを募り､動画でフォームを確認しながら練習を重ねてきた｡
今後は育成にも力を入れたいとし､｢人を育て､ストレッチの良さを地域に広めていけたら｣と話している｡
養成講座などの詳細は同店ウェブサイト｡