
信州歴史フォーラム(信州フォーラム事務局主催)は6月21日、松本市あがたの森文化会館(県3)で開かれる。36回目。
元松本城管理事務所研究専門員で松本城鉄砲蔵赤羽コレクション会会長の青木教司さんが「近世松本の行倒れ人・捨て子対応‐生類憐(あわれ)みの令の再評価を巡って」の演題で話す。
江戸時代、松本平の街道沿いの村々では、善光寺参りの帰路の行き倒れの人を看病したり、亡くなった人を生国に照会したり、捨て子を養育したりしたという。これらは徳川5代将軍綱吉が出した生類憐みの令に基づく対応で、同令は悪法といわれたが、必ずしもそうではないとする見方もあり、事例を通して考える。
午後2~4時。講話料千円(茶、資料代込み)。高校、大学生は半額。保護者同伴の小中学生は無料。定員70人(予約制、先着順)。電話(0263・34・1514、留守録)かメール(info@shinfor.net件名にR36、本文に名前と電話番号を書く)で申し込む。ウェブ受講は500円。申し込みはこちらから。