片丘ワイン楽しみ語り合う 塩尻の生産者と行政、経営者ら交流

塩尻市片丘地区で栽培されたブドウを使ったワインを楽しみながら交流を深めようという催しが6月4日、同地区の直売所駐車場で開かれた。高ボッチ高原の麓の会場から松本平を一望しながら、ワインの生産者や行政、経営者ら約70人が地域振興について語らった。
片丘ワイン振興協議会(小松千万蔵会長)の主催で、今年で3回目。片丘産ブドウを使うワイナリーは現在5社で、年内に2社増えるという。
協議会副会長で、シャトー・メルシャン桔梗ケ原ワイナリーの高瀬秀樹ワイナリー長は「昨年の日本ワインコンクールで片丘のワインで金賞をもらった。今年も受賞し、みなさんと祝杯を挙げたい」とあいさつした。
市議会の赤羽誠治議長は「ワインで市全体の知名度アップをしている。さらに漆器とも結びつけ、塩尻が輝く街になればいい」と、特産物の相乗効果に期待を寄せた。