
松本市の認定こども園「インターナショナルスクールオブ長野(ISN)」の島内キャンパスに通う園児が6月9日、安曇野市明科地区の田畑で農作業を体験した。JA松本ハイランド明科支所の職員が指導し、年中クラス15人はサツマイモの苗植え、年長クラス16人は田植えをした。
田植えは田んぼに入り、「きゃー」「気持ち悪い」と叫ぶ園児もいたが、慣れるに連れ、泥まみれになりながらも懸命に植えた。
中村歩野花(ほのか)ちゃん(6)は「冷たくて気持ち良かった。みんなでおいしく食べられますようにと、思いを込めて植えた」と笑顔。
同支所営農生活課の柳原史明課長(53)は「自分たちが手がけた物を食べる機会はなかなかない。作る楽しさや大変さを知る機会になれば」と話した。
農作業体験は探究活動の一環として毎年行い7年目。