ムーミンの世界楽しんで 大町で語りと北欧料理味わうイベント 6月21日

大町市大町のレンタルスペース「森の休息」内のシェアキッチンの店「カフェキッチンカー」で6月21日午前11時、小説出版から80周年になるフィンランド生まれの「ムーミン」の世界を、語りと料理で楽しむ催しが開かれる。物語に関するエピソードを聞き、場面やキャラクターをイメージした北欧家庭料理を味わうなど、ユニークな内容だ。
「森の休息で味わうムーミンママのお料理の世界」と題した催しで、朗読や語りの活動をするほしのしほさん(松川村)が発案。同カフェで世界各国の料理を提供する「やまなみ堂」に声をかけ、ムーミン好きの二人が夏至を祝う文化がある同国にちなんで、夏至の日に企画した。
料理5品が載ったワンプレートに、乾杯用ドリンクと食後デザート・ドリンクが付く。「海のオーケストラ号の進水ポテトディルの香りと共に」「ヘムレンさんの焼いたお魚のスパゲッティ~大きい焚(た)き火バージョン~」など、物語に関連するメニュー名を付け、作品の世界に深く入り込める工夫もした。「不思議でほっとできる世界を、味覚からも楽しんでほしい」とほしのしほさん。北欧雑貨などの販売もある。
3千円。定員20人で20日までに申し込むTEL0261・23・7145。詳細はほしのしほさんのインスタグラムで。