小学生バレーボール中信大会 豊科JVCが女子5連覇 男子は松本ヴィガフェニックス2連覇

小学生バレーボールのJVA第45回全日本大会(8月、東京ほか)につながる中信地区大会は6月14、15日、男子10、女子15チームが出場して安曇野市のANCアリーナなどで開いた。男子は松本ヴィガフェニックスが2連覇、女子は豊科JVCが5連覇。男子は3強、女子は4強が県大会(28、29日・軽井沢町風越公園総合体育館)に進んだ。
男女とも3セットマッチのトーナメント。女子決勝は豊科と波田レインボーJVCが対戦した。
豊科はエースの壬生碧(芝沢6)を中心に得点を重ね、終盤にミスが続いたものの第1セットを21─13で先取。第2セットは序盤にブロック、アタック、サーブで5連続得点するなど終始リードし、最後も壬生が強烈なアタックを決めて21─9でストレート勝ちした。
昨年は県大会2位で全国大会出場を逃した豊科は、今年3年ぶりの大舞台を目指す。主将の三澤仁那(穂高北6)は「みんなで絶対に全国に行くという強い気持ちで戦った」、壬生は「県大会はもっとうまいレシーバーがたくさんいる。打つコースを考えて、どんなときも(得点を)決めたい」と意気込む。
丸山文生監督(56)は「粘り強いレシーブに攻撃の意識をプラス。セッターとアタッカーのコンビがうまく機能した」と納得の表情だった。
女子3位決定戦は、塩尻ジュニアがレッドマーズ(塩尻市)を2─1で破った。
男子決勝は、松本ヴィガフェニックスが穂高キッズを2─0(21─11、21─11)で下し、3位決定戦は池田クラブがマーヴェラス鎌田を2─1で破り県大会へ。混合は中信勢唯一の大町マーモットが県大会に出場する。