
松本市の信州大附属松本小学校(桐1)で6月18日、3年西組の児童34人が青大豆「あやみどり」の種まきを行った。同組は本年度、サッカー松本山雅FCの運営会社と連携して総合学習に取り組んでいて、種まきはその2回目の活動。山雅のスタッフがやり方を指導し、校内の一角にある175平方メートルの畑に楽しみながら種をまいた。
総合学習のテーマは松本市の盛り上げ。今回は、山雅が遊休農地を活用して行っている農業プロジェクトを体験した。
作業は3人一組。山雅のスタッフが、畑の表土に溝を作る、種をまく、覆土する─の役割分担を説明。クラブプロモーション担当の片山真人さん(41)が「ワンソウル!頑張ろう」と山雅のスローガンで掛け声をし、作業を始めた。
覆土役の西村奏吾さんは「鳥に食べられないようにしたい」と、土を多めにかぶせてしっかり押し固めた。豊作なら山雅を通じて販売するアイデアもあり、「たくさんとれるか楽しみ」と話した。
同校は今後、山雅のスポンサーのJA松本ハイランドに協力してもらうことも考えているという。