
松本市筑摩の富士電機労働組合松本支部は6月18日、同支部の冠基金「子どものMIRAIのために」を、子どもの居場所づくりなどをする団体の窓口役を担う「松本地域子ども応援プラットフォーム」に寄贈した。
同基金は、毎年12月、同支部が行う年末助け合い募金の一部。2015年から、同プラットフォームに寄付を続け、これまでの寄付金の総額は、今回の18万円を含め、220万円になっている。
この日、贈呈式が県松本合同庁舎で行われ、同支部の小澤毅執行委員長が、同プラットフォームの赤沼留美子代表に目録を手渡した。
赤沼代表は、子どもを支援する団体が年々増加し、プラットフォームの構成団体も100を超えたことを踏まえつつ、「喜ばしくもあり、危機感もある。毎年の寄付は本当にありがたい」と感謝した。
小澤委員長は「組合員の精いっぱいの善意。これからもできる限り続けていきたい」と話した。