【高校文化祭2025】大町岳陽・岳嶺(たかね)祭

企業コラボや国際支援も

開校10年目の今年のテーマは「弾(だん)」。特別な節目に思い切りはじけ、青春を楽しもうという思いを一字に込めた。一般公開は28、29日午前10時~午後3時。
中庭を彩る全校企画は、4色のカラーセロファンと新聞紙で作った360体のてるてる坊主「きらきらてるてる」。開催日の好天と、皆の気持ちが晴れるよう願いをかける。
サントリー天然水北アルプス信濃の森工場(大町市常盤)と初めてコラボ。生徒が回収したペットボトルキャップと、同工場のバイオマスボイラーの灰を骨の一部に使ったうちわを来校者にも数量限定で配布。ごみ分別や削減、リサイクル意識の定着につなげる。
伝統の「アジア・アフリカ難民支援運動」は、地域から募った物資の一部を両日開くバザーで販売し、売上金を輸送費に充てる。
a実行委員長の増田多伽(たか)さん(18)は「新しい要素も取り入れた。笑顔を大切に青春をつかみとりたい」と話す。