【NEW!OPEN】そば店・手打ち蕎麦 木(もく・麻績村麻)

地元産そば粉で細めの十割そば

麻績村の国道403号沿いにある、村指定管理の木造施設を活用したそば店。麻績・筑北両村のそば粉で打つ十割そばが売りだ。
菅野智樹さん(50)、由紀さん(52)夫妻が営む。細めの十割そば「盛りそば」(千円)と「大盛りそば」(1300円)の2種類で、こだわりのそばつゆとも相性抜群だ。季節の天ぷらは、村産キノコや山菜を使い、旬によって内容が異なる。
10年前、震災を機に福島県から筑北村に家族で移住した。以前から料理が好きだった智樹さんは、そば打ちを習得後、教室で教えたり、福祉施設で振る舞ったりと、そばに情熱を注いできた。
松本市のイベントに月に1度参加し、そばを振る舞い、友人や知人に喜んでもらえる瞬間がうれしく、開店を決めた。
店を交流スペースとして、映画上映会やワークショップの開催なども考えている。智樹さんは「移住後、地域の人に支えてもらい、すごく感謝している。地元の人や麻績村に来た人は、ぜひ寄ってみてください」。
午前11時~午後3時。月、火曜定休。TEL0263・67・4515