
小人数の特長生かして
小中一貫の義務教育学校で、8年生(中学2年に相当)2人、7年生(同1年)8人に加え、小学生に当たる6年生2人、5年生1人を含む計13人で活動している。
小規模校で部員も少ないが、少人数の特長を生かした音のまとまりが出せるよう、クラリネットやサクソフォン、ホルンなどの木管楽器を中心に、打楽器と合わせて曲作りに取り組んでいる。
7、8年生は、演奏イベントへの参加や中学コンクール出場は近隣の塩尻西部中学校と合同で行い、大人数での演奏経験も積んでいる。練習は放課後と、コンクール前は土曜日に塩尻西部中に出かける。
9月の文化祭「楢輝(しゅうき)祭」では5、6年生を含め、部員全員で演奏する。クラリネットを担当する8年生の鈴木椛(はな)部長(13)は「少人数だからこそ、一人一人の音を聴いてアドバイスし合える」。学年の壁がなく、仲良く楽しく音楽に取り組んでいる。