松本リーグ4強も全国届かず リトル野球信越春季大会 準決勝で敗れる

少年硬式野球リトルリーグの信越連盟春季大会の決勝トーナメントが6月22日、松本市平瀬運動公園野球場で行われた。予選3位で中信勢で唯一4強に進んだ松本リーグAは、準決勝で同2位の上田南リーグと対戦し、2─5で敗れた。
松本は2回、四球の走者が相手のミスなどで三塁まで進み、内野ゴロの間に1点を先制。しかしその裏に同点とされ、3回も1点を勝ち越したが、その裏に再び追い付かれた。
松本先発の竹内琉維(旭町中1)は、力のある直球とチェンジアップのコンビネーションで要所を抑えたが、4回2死から連打で1点を勝ち越しされ、さらに続く打者に2点本塁打を浴び3点差に。
松本は5回の2死満塁の好機で得点できず、6回も四球で走者を出したが後が続かなかった。
主将の林部健人(松島中1)は「もっと声を出せたし、打つこともできたと思うが、皆ベストを尽くした」。鈴木喜一監督(54)は「どちらに転んでもおかしくないゲームだったが、結果的に相手が強かった」。
大会は県内7、新潟1の計8チームが参加。総当たりの予選を行い、上位4チームが決勝トーナメントに進んだ。優勝した新潟リーグが、7月の全日本リトルリーグ野球選手権に出場する。
同日はリトルリーグ小学4、5年生の全国大会「MLBカップ」(7月)予選の信越連盟大会の決勝トーナメントも同市島立運動広場で行われ、松本リーグは準決勝で新潟リーグに2─5で敗れた。