子連れで楽しめる松本の街に 子育て中の女性3人がマルシェ 7月11日

松本市で子育て中の女性3人が7月11日、「まちから動き出す、新しいにぎわい」をスローガンに「Machikara(マチカラ)マルシェ」を市中央西公園(花時計公園)で初めて開く。子育て世代や地域住民、観光客など幅広い層の来場を期待し、子連れでもゆっくり楽しめるよう託児や授乳スペースを用意する。
中心市街地では朝早くから開店する店が少ないことから、午前9時半開始にした。地元食材を使った料理を提供するフードトラック、手形アートやタイルアートなどのワークショップ、ハンドマッサージ体験など中信地方の24店舗が出店する。
3人はいずれも未就学児を育てる大見喜子さん(44)、降籏麻未さん(36)、窪池磨美さん(35)。大型店舗が相次いで閉店した松本市街地ににぎわいを創出することを目的に、子育て中の女性らでつくる「ママフェスまつもと」が5月設立した地域活性化プロジェクト「Machikara」のメンバーで、マルシェもその一環だ。
当日は来場者へのアンケート、出店者へのヒアリングなども行ってマルシェの効果を計り、持続的に開催できるイベントのモデル化を目指す。
窪池さんは「市街地は子連れで出かけるにはハードルが高いと感じていた。親子で楽しめる街にしていきたい」、大見さんは「地域とのつながりを深め、みんなで子育てができる環境になればいい」と話している。
午前9時半~午後1時。入場無料。小雨決行。問い合わせはインスタグラムから。