試合とグルメで特別な雰囲気 サッカーと食文化楽しむ「ENJU CUP」松本で初開催

サッカーと食文化を楽しむ初の大会「ENJU CUP」が6月22日、県内の小学3年生(女子は10歳)以下を対象に松本市の松本国際高校(村井町南)総合グラウンドで開かれた。県産食材などを使うキッチンカー9台が出店し、子どもや保護者たちは試合とグルメという特別な雰囲気を味わった。
24チームが参加。予選リーグと順位トーナメントで競い、アルティスタ浅間(東御市)が優勝。中信勢は筑摩イレブン(松本市)が準優勝した。各チームから1人ずつ優秀選手を、優勝チームからMVPを1人選んだ。
大会は、市内で鉄板焼き店「燕十(えんじゅ)」などを経営する伊藤誠さんが主催。伊藤さんは同校前身の創造学園高1期生でサッカー部主将を務めた経験があり、「サッカーと食を通じて地域貢献したい」と、国際高男子サッカー部監督の勝沢勝さんと共に企画した。
当日は1年生部員約30人が各チームに1人ずつ支援に付いたほか、審判などで運営を支えた。市内のクラブチーム・フォルツァ松本FCも運営に協力した。
伊藤さんは「たくさんの人が見てくれる中で子どもたちも頑張ってプレーができた。運営に協力してくれた皆さんに感謝。来年以降も年1回は続けていきたい」と話した。