岡田希望の家利用者ら「おかだ夏まつり」の灯籠彩る絵描く

松本市岡田町の就労継続支援事業所「岡田希望の家」の利用者と地域住民との交流会が2日、岡田公民館で開かれた。今月26日に同館駐車場で開く「おかだ夏まつり」で、入り口に飾る灯籠1基の絵を制作した。
灯籠は高さ180センチ、幅と奥行きが各50センチの直方体。絵柄は開催中の大阪・関西万博にちなみ、世界各国の国旗や大阪・通天閣のほか、万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」から発想した宇宙人も。
利用者17人と住民9人は8グループに分かれ、小さく切った折り紙を配色を考えながら下絵にのりで貼り付けた。通天閣を担当した利用者の前田大樹さん(33)は「完成して良かった。お祭りの日にみんなに見てもらえるのが楽しみ」と笑顔。
祭りは午後5時~8時半。地元小中学校の吹奏楽の演奏や、地域団体による飲食の出店があり、8時から花火も打ち上げる。