「自宅でお風呂」サービス拡充 松本市社協が梓川に訪問入浴介護事業所

松本市社会福祉協議会は1日、同市西部や山形村、安曇野市の一部に訪問入浴サービスを提供する事業所を、市梓川福祉センター(梓川梓)内に開いた。この日午前、開所式を行い、午後には早速3人のスタッフが機材を積んだ軽貨物車に乗って、訪問先を回った。
同社協の訪問入浴介護事業所は、すでに双葉にある。近年、利用が増え、2019年に約1750回だったのが、23年には2200回を超えた。特に同市西部などからの依頼が増えてきたことから、二つ目の事業所をこの地域につくることにしたという。
新事業所は、親しみを持ってもらおうと、同社協のイメージキャラクターにちなんで「つむぎちゃんのお風呂」と呼称を付けた。奥原りえ所長(52)は「自宅でのお風呂を楽しみにしている方が多くいる。たくさんの人に入ってもらえるようにしたい」と話した。同事業所TEL0263・76・2300