空手全国大会の県代表に 誠挙会碧空道場の三郷小1年生4人 

安曇野市三郷地区を拠点に活動する空手の誠挙(せいけん)会碧空(あおぞら)道場に通う三郷小学校1年生4人が、8月21~24日に東京・東京武道館で開く第25回全日本少年少女空手道選手権大会に県代表として出場する。4人は「1位を目指す」と張り切る。
県大会(5月・佐久市)は学年別、男女別に、組手と形で競った。女子組手で土屋咲來(さくら)さん(7)が1位、茶木凛(ちゃのきりん)さん(7)が2位、男子組手で浜田空彩(すい)さん(7)が2位、同形で瀬谷悠馬(せやはるま)さん(6)が1位に。4位以上に与えられる全国切符を得た。
土屋さんは技を出すスピードの速さ、茶木さんは力強いカウンター、浜田さんは勝負強さと蹴り、瀬谷さんは粘り強さが魅力。それぞれの強みを生かして戦ったという。
土屋さんと浜田さんは、9月に日本武道館(東京)で開く全日本空手道松濤(しょうとう)館全国選手権大会にも出場する。
指導する浜田光さん(36)は小学校1年から空手を始めた。礼儀を覚えたり、集中力が養われたりすることから、息子の空彩さんにも習わせたいと、2022年に道場を開設。自らも昨年は佐賀県で開いた国民スポーツ大会に出場した。「指導だけではなく、頑張っている姿を子どもに見せたい」
練習は火・金曜に三郷文化公園体育館、水曜にANCアリーナで、午後6時半から。浜田さん℡090・8006・0920