
安曇野市の障がい者福祉施設「TIMEWARP((タイムワープ)」(堀金三田)に通所する利用者11人の作品展が7月22日まで、JR穂高駅前の「ひつじ屋」で開かれている。
ポーチなどに使った端切れを継ぎ合わせて刺し子をしたマット、ライチョウが刺しゅうされたストラップ、クレヨンで描いた絵など個性が光る作品が並ぶ。スタッフや地域の作家たちと共同で制作した物もある。
同施設は安曇野市のNPO法人「WHITECANVAS」が運営。ものづくりを通して才能を発揮し、社会と関われる場所をと2020年に開所した。美大で学び、デザインの仕事もする代表の石岡享子さんは、「作品は、一人一人の『好き』や生きる喜びを形にしたもの。多くの人に知ってもらえたらうれしい」と話している。
午前10時~午後5時(最終日は3時半)。水・木曜定休。