
雰囲気を大切に楽しく
部員は男子7人、女子14人。水曜を除く平日の放課後に1時間~1時間半と土曜日の午前中に練習し、短い時間の中で内容を話し合って決めるなど、自主的に取り組む。部員のほとんどは未経験者。顧問の教諭2人が競技経験がないながらも熱心に教え、外部コーチにも定期的に技術指導などを依頼している。
女子部の3年生・長谷川一葉(かずは)部長(15)は、本年度の目標を「パワーアップ~声・技術・練習量・支え合い高め合う、みんなが1勝できるように」と掲げた。一方、男子部の3年生・池ノ上毅士(つよし)部長(14)は「中信大会の団体戦で予選突破」を掲げ、力を尽くした。
同校は来春、木曽町中学校に統合され、部活動も地域クラブに移行する予定で、日義中のソフトテニス部として活動できるのは本年度が最後に。両部長は「皆が仲良く、気軽に何でも話せる雰囲気を大切に、これからも楽しんでほしい」と、後輩たちを思いやる。