1970~90年代の曲楽しむ「全部、青い。DE紅白歌合戦」11月松本で CFで資金調達

音楽で街も人も元気にしようというイベント「全部、青い。DE紅白歌合戦」(プロジェクト主催)が11月2日、ライブハウス箱船(松本市大手1)で開かれる。1970~90年代の曲を、松本など県内で活動するミュージシャンらが演奏する。街中を回遊するきっかけとし、多くの人に一緒に盛り上げてもらおうと、スタッフが張り切っている。
キャッチフレーズは「いつだって輝ける。音楽がつなぐ、この街で。」。20~60代の男女約20人が、ボーカル、バンド、司会、DJで参加。「空も飛べるはず」(スピッツ)、「ごめんね」(高橋真梨子)などの楽曲を披露する。スタッフ5人がポスターのデザイン、会場作りなどで出演者を支える。
「全部、青い。」は、子育てや家事などで自分の時間が持てない40代の主婦に、青春時代に聴いた音楽で元気になってもらおうと2019年スタート。以後、オンラインも含め6回開いた。
今回は2年ぶりの開催。毎回使っていた共催者の会場が廃業し延期も検討されたが、クラウドファンディング(CF)を行い、乗り切ることになった。
法人は、1口5千円以上と1万円以上で、優先入場チケット、フライヤーとパンフレットに法人名掲載といった特典が付く。パンフレットは千部印刷。掲載店に持って行くと独自のサービスが受けられるので、街中を歩くきっかけにしてもらう。30日まで受け付け。個人は1口3千円以上と5千円以上。優先入場チケット、オリジナルTシャツなどが見返りだ。9月30日まで受け付ける。集まった支援は運営に充てる他、いずれ開く予定の「千人ライブ」の準備資金にする。
プロジェクトの小沢美和さん(54、松本市島内)は「ライブが戻り、街が元気になる起爆剤にしたい」と話している。当日は午後5時開演、入場料1500円。詳細は特設サイトから。