
赴任した松本市内の各小学校で児童に自主映画製作を指導する麻和正志(しょうじ)教諭は7月26日、子どもたちと手がけた7作品の上映会を梓川アカデミア館(梓川倭)で開く。
麻和さんの手法は、子どもたちに映画のイメージを出してもらうところから始まる。その後、児童が話し合って中身を詰め、麻和さんに脚本を依頼する形で進めていく。プロデューサーも監督も児童が務め、編集は麻和さんが行う。「あくまで子どもが主体」と麻和さん。
午前9時半開演で、1時間ごとに上映作品を変える。最初に2010年度に開智小6年3組(以下、学年はいずれも当時)が作った「スターダイバー特別編」。続いて大野川小全児童で製作した「月の雫(しずく)と音叉(おんさ)の扉」(14年度)、開明小6年1組作「マリアと魔法のくつ」(19年度)など。
最後は午後3時半から、麻和さんが在籍する梓川小6年4組が昨年度作った「八面大王の逆襲~STAR DIVER0.1」を映す。
入場無料。鑑賞は1作品だけでも可。ラインアップは同館(TEL0263・78・2035)へ。