
山形村公民館は7月23日、「集まれ老若男女夏休み多世代交流講座」を開いた。午前は村農業者トレーニングセンターで「ランタンづくり」。昼食は同所で子ども食堂「キッチンわっこ」とのコラボレーションで夏野菜カレーを味わい、午後は清水高原でアスレチックなどの自然体験講座を実施。1日を通して参加する人もいた。
午前の部は親子連れなど66人が参加。割り箸で作った枠に、絵を描いたり色紙を貼ったりした和紙を張り、ランタンを作った。樹脂を溶かして接着する工具「グルーガン」の扱いや、柔らかい和紙をはさみで切るのに苦戦する人もいたが、花火やアニメのキャラクターなどの絵を描いたり、色付きの和紙をちぎって貼ったりと、それぞれ工夫を凝らして作り上げた。
中村友望(ともみ)さん(35、上竹田)は娘の日茉瑠(ひまり)さん(7)と協力して作り、「(グルーガンを使うことなど)家ではなかなかできない。夏休みにいい経験をさせてもらえてありがたい」と笑顔。
この日作ったランタンの一部は、8月12~14日に清水寺で催すライトアップイベントで、山形小学校3年生が作ったランタンと共に飾る予定という。