
松本市の社会福祉法人梓の郷(梓川倭)が運営する小規模多機能型居宅介護「さんぽみち」(同)の利用者は7月26日、施設に併設するコミュニティスペースよりみちで開かれた「よりみち七夕ワークショップ(WS)」で、手作りのボタンマグネットを販売した。
直径5センチほどの円形マグネットに、市販の布や同法人が運営する「デイサービス美事(みごと)」(庄内3)の利用者が刺しゅうした布を巻いて作った。
会場に置いたボードにマグネットを付けて販売した利用者は、「みんなでやって上手に作れた。初めてで楽しかった」と笑顔。小さな子どもが来場すると目を細めて話しかけたり、WSを開く作家の作品を見たりして楽しい時間を過ごした。
経営企画室の高橋優喜室長は「職員と過ごすだけでは得られない良い刺激になった。普段は支えられる側なので、誰かのために何かできるのはうれしいこと」と話した。
イベントは「Caf●{アキュートアクセント付=七十二候」(島内)が定期的に催し、今回、初めてさんぽみちに参加を呼びかけ実現したという。