日韓の交流を深めて 松本市浅間温泉文化センターでお祭り10月13日

日韓の文化を伝え合い交流を深めようと、在日本大韓民国民団(民団)県地方本部は「第15回日韓交流お祭り」を、10月13日午後1時~5時半、松本市浅間温泉文化センター(浅間温泉2)で開く。1時45分から先着300人に韓国伝統餅とキンパ(のり巻き)をプレゼントする。
日韓国交正常化60周年の特別講演会や韓服(民族衣装)の試着、韓国留学相談ブース、松商学園ダンス同好会など10組が披露するKポップのダンスフェスティバル、伝統遊びなど盛りだくさんの内容だ。
講演会は1時45分~3時。日韓交流や親善に携わる法政大兼任教授の魏聖銓(ウィソンジュン)さんが、「朝鮮通信使を現代に」と題して話す。江戸時代などに文化交流を担った朝鮮通信使を、今の交流につなげる内容という。
ダンスは3時15分~4時半。見応えのあるステージになりそうだ。
まつりは2008年にスタート。これまでキムジャン大会(キムチ作り)や韓国料理屋台村などを催し、多くの市民が「韓流」に親しむ機会をつくってきた。
金恵慶事務局長(48)は「互いの国をよく知り、より良い未来に向け交流を深めたい」と話している。
問い合わせは同本部℡0263・33・6858(平日午前9時~午後5時)