松本・奈川地区で新そばまつり 甘く香り高い「キタワセ」手打ちで

松本市奈川地区のそば店4店でつくる「奈川そばの会」(宮浦頼伸会長)は11月3日まで、「第35回秋の新そばまつり」を開いている。
そばを提供するのは、同会を構成する「福伝」「ながわ山彩館」「仙洛」「そばの里奈川」。夏に収穫する「キタワセ」品種の手打ちそばが味わえる。
300年以上のソバ栽培の歴史がある同地区では現在、地域住民でつくる「ふるさと奈川」や「NPO法人あぐり奈川」が、約30ヘクタールの畑でキタワセと在来種を栽培。
今年のキタワセは、猛暑の影響で「実の張り」はいまひとつだが、甘みが強く、香りが高いという。
宮浦会長は「暑さで成育を心配したが、おいしいソバになった。ソバを通じて奈川地区の発展、盛り上げに貢献していきたい」と話す。
期間中は宿泊券、食事券、商品券などが当たる抽選会に応募できるスタンプラリーも実施している。
問い合わせは、ふるさと奈川観光交流部TEL0263・79・2125