
塩尻市の大門商店街を、子どもたちがクイズを解きながら歩いて回るイベント「大門ウォーク」(実行委員会主催)が9月27日開かれた。中心市街地を活性化させ、商店街を市内外の人に知ってもらう機会にもしようと4回目。36の店舗・事業所と、親子連れなど17組52人が参加した。
参加者のリピート率が約7割と人気のイベントで、初めて大門六番町の一部も参加しエリアが広がった。参加者は親子や友達同士で各店を巡り、用意されたクイズに答えて商店主らと交流した。
大門一番町の事業所で母親が働く広丘小学校3年の立澤亜子さん(8)は、昨年に続きスタッフを務め、クイズを解いた参加者に菓子を配るなど活躍。3回目の参加という桔梗小5年の池上諒晟(りょうせい)さん(10)は「クイズを解くのが楽しい」と、店内のボードを熱心に読んでいた。
客のニーズを直接知ることができる貴重な機会と商店主にも好評で、「ベーカリーパパンガ」(大門七番町)オーナーの籾山ゆかりさん(60)は「子どもたちの顔が生き生きしていて、とても良いイベント」と話した。