親子でちぎりアートに挑戦 松川「ももたろうきょうしつ」

松川村公民館は10月7日、家庭教育学級「ももたろうきょうしつ」を村すずの音ホールで開いた。本年度3歳になる子どもがいる保護者対象に6~12月に毎月開き、同日は4組の親子が「色画用紙のちぎりアート」に挑戦。味のある子どもの肖像画を描いた。
講師は、子どもの創作活動を支援する大町市の女性有志4人でつくる「みとろぐる~ぷ」(三戸呂三都子代表)メンバー。母親は子どもの顔をよく観察し、色画用紙をちぎり、子どもと協力して画用紙に貼った。段ボールの枠に色や模様を付けて額も作った。
参加者は子どもの髪形を表現したり、普段かぶっている帽子なども描いたり。水野あかねさん(34)は、男性アイドルグループのミュージックビデオをまねて踊るサングラス姿の三男・維月(いつき)ちゃん(3)の様子を描き、「今の子どもの姿を残せて楽しかった」と話した。
三戸呂さん(72)は「親子で触れ合いながら特徴を捉えた温かみのある作品に仕上がった」と評価する。作品は24~26日に同ホールで開かれる村文化祭で展示する。