
麻績村のJR聖高原駅周辺で10月25日、JA松本ハイランドと地元商工会、村(地域おこし協力隊)が主催する三つの集客イベントが、初めて同時開催される。各会場は歩いて回れる距離にあり、主催者らはにぎわいの相乗効果を期待している。
JA松本ハイランド聖南・麻績支所主催の「ちくほく祭り」はAコープおみ店駐車場と麻績支所、JA虹のホール筑北周辺がメイン会場。ステージイベントや飲食の販売など。
今年初めて麻績・筑北両村の商工会が共催する産業物産展「ちくおみメッセ2025」は、JA虹のホール筑北が会場。両村から14の企業や事業所が出店し、企業紹介や体験、ワークショップなどを開催する。
麻績村地域おこし協力隊主催のまちなか回遊型クラフト・マルシェイベント「第3回麻績そよごマルクト」は、駅前通りなど6会場で開かれる。県内外のクラフト作家や飲食店など約40の店舗が集結。工芸セットのプレゼントがもらえるスタンプラリーもある。
各行事は8~11月に毎年開かれ、村内外から多くの人が訪れる。しかし、イベント開催が連続するのは出店・出展側の負担が大きかった。各団体の関係者は同時開催で負担を軽減し、さらなるにぎわい創出や来場客の魅力発見にもつながれば─と期待する。
同村商工会の塚原亜希子さん(50)は「地域の魅力が詰まったイベント。村内外から来てほしい」と呼びかけている。
いずれも入場無料。JAちくほく祭りは午前9時半~午後3時。JA麻績支所℡0263・67・3230か同聖南支所℡0263・66・2016。ちくおみメッセは午前9時半~午後2時。麻績村商工会℡0263・67・2146。麻績そよごマルクトは午前10時~午後3時。村づくり推進課℡0263・67・4851