
松本市の松商学園高校吹奏楽部OB・OG会は10月25日、同市のキッセイ文化ホール(水汲)で現役部員との合同演奏会を開く。新型コロナ下を除いて毎年開き、16回目。県外在住者を含む約40人が集まり、現役部員との合同演奏を含め、総勢80人ほどによる迫力あふれる音色を観客に届ける。
3部構成。1部はOBとOG、2部は現役生によるステージで、3部は合同で曲を奏でる。演目は「エル・カミーノ・レアル」「センチュリア」といった吹奏楽曲に加え、「見上げてごらん夜の星を」「未来予想図Ⅲ」などなじみの曲も。合同演奏では、昭和アイドルや、アイドルグループ「ももいろクローバーZ」の曲のメドレーも演奏し、幅広い年代の聴衆を楽しませる。
同会は今演奏会に向けて初夏から練習。20~60代がステージに立ち、80代も公演を支える。社会人楽団で演奏を続ける人もいれば、「この演奏会がないと、楽器ケースすら開けない」と苦笑する人も。高校時代に使った楽器を今も大事に奏でるOB、OGが何人もおり、同窓会気分で演奏を続け、楽しむ機会になっている。
同会の理事、事務局長の宮本尚さん(49、同市)は「(OB・OGと現役)双方の全力の演奏を楽しんでほしい」と話す。
午後1時半開演。問い合わせは宮本さんTEL090・1121・6089