松本の女性サークル「うまいより楽しい」写真展 10月28日~11月3日

松本市内の70~80代の女性5人でつくる写真サークル「写好会」は10月28日~11月3日、市美術館(中央4)こども創作館で写真展を開く。県内各地の山や田んぼ、公園などで撮影した22点を展示する。
同会は、「市働く婦人の家」主催の写真講座の受講生で1986年結成。「うまい写真より楽しい写真」をコンセプトに、同市の写真家小林睦和(むつかず)さんの指導の下、和気あいあいと活動し、毎年作品展を開いている。
今回は、塩尻市の奈良井宿で浴衣姿の少女らが夏祭りを楽しむ「花より団子」、池田町陸郷の桜を捉えた「爛漫(らんまん)」などの作品が並ぶ。他に池の水面に浮かぶ紅葉、ヒガンバナに止まるキアゲハ、一輪だけ咲くヒマワリなどの写真もあり、撮影者の感性の違いも楽しめそうだ。
松尾満喜子会長(78)は「楽しさや温かみが伝わる展示になれば」と話している。
午前9時~午後5時(28日は午後1時~、3日は4時)。入場無料。