
中欧スロバキア産と塩尻市産のワインを飲み比べる催しが11月1日、同市贄川の「関所亭」で開かれる。日本スロバキア協会(東京)副会長で、同市の楢川小中学校教諭・中野哲明さん(58、洗馬)が「それぞれの魅力を発信したい」と初めて企画した。
スロバキア固有品種のブドウで醸したデュナイ(赤)やデヴィン(白)をはじめ、塩尻産のメルロー(赤)など4種ずつ8銘柄を用意する。
中野さんは中学生の頃、スロバキアの映画を見たのがきっかけで風土や人柄に魅了され、信州大人文学部(松本市)在学中に同協会に入会。これまで4回現地を旅し、人々との交流や文化を体験した。
5年ほど前に副会長に就き、「より広くスロバキアを発信したい」とワイン絡みのイベントを発案。勤務地でもある楢川地区にあり、いったん閉店したものの地域交流の場や飲食店として再開した関所亭を会場に選んだ。
当日はスロバキアの歌なども紹介する。「めったに飲めないワインと、地元が誇るワインを味わい、交流の場にもなれば」と中野さん。
午後4時~6時半。ワインと料理代で参加費5千円。定員先着20人。申し込みは専用フォームから。問い合わせは中野さんにメール(bonotora71@gmail.com)で。