
「信州安曇野食の感謝祭」(実行委員会主催)は11月1、2日、穗髙神社(安曇野市穂高)特設会場で開かれる。安曇野のおいしい食をあらためて知ってもらおうと開き13回目。飲食関連のブースを中心に、能登半島地震の被災地支援のブースや、パフォーマンスなどイベントもある。
安曇野グルメエリアには、地元の飲食店が自慢の味を持ち寄る。市商工会飲食部会のPRブースには、信州サーモン、安曇野林檎(りんご)ナポリタンが登場。ワサビを使った商品を提供するブースも出る。市商工会は「地場産の物を使って開発した商品の販路開拓につながれば」と期待する。
他地域の商工会などの特産品などが並ぶエリアも設ける。また「能登、被災地のために今できること」をテーマに活動する中信地区復興支援団体(荒井浩美代表、8人)のサポートで「出張輪島朝市」のブースも登場。石川県輪島市の道下海産物店、喜三(きそ)漆芸工房が商品を販売する。
同ブースでは、被災地への義援金や、同団体が活動するための支援金を募る。荒井代表(54)は「品物を購入することが支援につながる。輪島の工芸品の素晴らしさ、海産物のおいしさを知る機会になり、安曇野にも応援する人がたくさんいることを知ってほしい」と話す。
イベントは、豊科高校書道部、けん玉などのパフォーマンス、キッズダンスの発表などを予定している。
午前10時~午後4時(2日は3時)。市商工会℡0263・87・9750