
松本市を拠点に活動するみこしの会「信州松本松深會(しょうじんかい)」は、11月3日に同市中心市街地で開く「まつもと市民祭松本まつり」の出し物「御神輿(おみこし)パレード」で、同市の姉妹都市・神奈川県藤沢市の「白旗神社神輿保存会」メンバーと一緒にみこしを担ぐ。昨年から交流する両会が、両市の関係をいっそう発展させようと力を合わせる。
同保存会のメンバー6人が昨年、松本市民祭に参加し、みこしを担いだのを機に交流がスタート。今年は7月に同保存会のメンバーが松本の深志神社の例大祭で、松深會のメンバーが藤沢の白旗神社の例祭で、それぞれ一緒にみこしを担いだ。
松本市民祭には同保存会のメンバー約20人が参加を予定。御神輿パレードは四柱神社(大手3)を発着点に、午前10時35分に出発する。
松深會副会長の百瀬壽さん(75)は「互いに交流を深め合い、今後どういう形になっていくか楽しみな活動。姉妹都市の知名度アップにもつなげたい」と期待している。