松本の総合体操クラブWing 45周年感謝の公開講座 次回12月に

松本市のNPO法人「NPO総合体操クラブWing」(開智2)は、発足45周年感謝特別企画「見つめよう!マイボディ」と題した講座を開いている。地域の人たちとつながることを目的に企画し、別の取り組みも計画中という。
講座は全3回で、初回の10月19日は「更年期の付き合い方」をテーマに、ふくふくらいず(元町3)で開いた。
講師は松本市民病院産婦人科医の塩澤功さん(74)。更年期の仕組みや症状、ホルモン補充療法などを説明したほか、論文などを基に、各種サプリメントの有効性や副作用について紹介。参加した8人は、メモを取りながら熱心に聞いていた。
同クラブは理事兼事務局長の西沢啓子さん(68、蟻ケ崎)が、前身の新体操教室を1980年に設立。94年から新体操クラブ「WingまつもとR.G.」として活動し、2008年に総合体操クラブとして法人格を取得。現在は新体操のほか、子どもや親子、シニアの体操教室、スタジオ開放など幅広く行っている。
今回は「指導者も健康な体について考えることが大切」と勉強会を企画し、「せっかくの機会だから一般にも」と呼びかけた。来年度は体の不調などの相談に乗り、専門家につなぐ「なんでも相談」も行う予定で、西沢さんは「これを機に地域ともっとつながっていきたいし、恩返しもしたい」と話す。
講座の第2回は、油の上手な取り方を管理栄養士の沖本玲子さんが話す。12月4日午後1時から、Wingスタジオ(開智2)。参加無料、定員20人。第3回「フレイルって知ってますか?」の詳細は未定。同クラブTEL0263・50・7148