いすと座布団に座り座禅体験 松本の神宮寺で11月3日

松本市の神宮寺(浅間温泉2)は11月3日、いすと座布団を用いた座禅を体験する「大座禅会」を開く。
指導するのは、臨済宗大本山円覚寺(神奈川県鎌倉市)の横田南(なん)嶺(れい)住職と、同県葉山町で独自の座禅会を主宰し、各地でワークショップや講義などを行う曹洞宗僧侶の藤田一照(いっしょう)さん。
座禅は宗派によってやり方が違い、臨済宗はいす、曹洞宗は座布団を用いるという。正しい姿勢や呼吸の仕方、体をほぐすストレッチなども行い、子どもから大人まで誰でも参加できる。
神宮寺住職の谷川光昭(こうしょう)さん(38)は「日常から離れ、心が落ち着く時間。体を整え、宗派による座禅の違いを知ってもらえたら」と話している。
午後1~5時。参加費5千円。神宮寺℡0263・46・1611