タイルクラフト作家・藤本寿恵さん初個展 安曇野で12月13日から

松本市女鳥羽2のタイルクラフト作家、藤本寿恵(としえ)さん(57)は12月13~23日、初の個展を安曇野市穂高有明のカフェギャラリー安曇野縁縁のミニギャラリーで開く。クリスマスにちなんだ作品を中心に並べる。
展示するのは、発泡スチロールや木製の立体にタイルを貼り、隙間を目地材で埋めて作ったクリスマスリースやオーナメント、壁飾りなど。ミニテーブルやスツールも並べる。
藤本さんは、子育てから手が離れたころ、もともと好きだった美術関係で何か表現をしようと、素材を探した。そこで思い付いたのが、家族が職人として携わるタイルを生かすことだったという。
が、美術的な作品にするには、タイルに絵や文字を描くための画材の知識などが必要。2023年、東京の作家の下で学び、陶磁器用の絵の具や色の定着の仕方などを覚えた。その後も、全国各地で開かれるワークショップに顔を出しては腕を磨く。変わった模様のタイルなどを求めて産地の岐阜県多治見市へ買い出しに行くこともある。
11月には、名古屋市で開かれた国内最大のタイルの祭典で、スツールにタイルで絵を表現するコンテストに入賞。「自分の時間が持てる今だからこそできる」と打ち込む。
個展は午前9時~午後5時。17~19日は休み。