
2月14日はバレンタインデー。海外の多くの国では、大切な人と愛や感謝を伝え合う日で、主に男性から女性へ花を贈る風習が定着しているという。日本でも近年は、贈る相手や品物も多様化。花き業界は「フラワーバレンタイン」と銘打ち、バレンタインの花贈りをPRしている。松本市笹賀の園芸店「松本フラワーセンター」に話を聞いた。
卒業・入学などを控えた今の時季から3、4月にかけては花の需要期。「フラワーバレンタイン」ののぼり旗やポップが掲示された店内生花コーナーは、チューリップやスイートピーなど、春を先取りする色とりどりの花がにぎやかだ。フリージアの甘い香りも漂い、気分も春めく。
地元産の花も並び、同市で生産されたラナンキュラスは色や大きさ、咲き方の違う多彩な種類が並び、上伊那地域のアルストロメリアは豪華さと豊富な花色が際立つ。
2011年から国内で提案されるフラワーバレンタインは、海外のようには定着していないようだが、同店はギフトコーナーも設けて盛り上げる。生花以外でも、鉢物の「寄せ籠」、男性に人気のコウモリラン(ビカクシダ)などもプレゼントにお薦めという。
バレンタイン向けの一例として、地物のラナンキュラスとアルストロメリアを主役にした花束を提案してもらった=写真。春らしい明るい色合いに、複数の色味が混ざったような中間色のニュアンスカラーも取り入れ、人気の韓国風ラッピングでかわいらしい。
語呂合わせで「愛妻の日」の1月31日、3月14日のホワイトデーに花を贈る人も。生花担当の栗田和子さんは「ハードルを高く考えず、1本からでも気軽に贈って楽しむ習慣が広がればうれしい」と話す。
午前8時半~午後5時半。TEL0263・86・2883