「サロンあがたの森」で涸沢ヒュッテ・山口孝さん山小屋生活の裏話など語る 2月14日松本

市民文化講座・サロンあがたの森(実行委員会主催)は2月14日、松本市あがたの森文化会館で開く。話題提供は、北アルプスにある山小屋・涸沢ヒュッテの会長山口孝さん(78)。「山小屋番からのメッセージ」の題で、山小屋生活の裏話や山の知識、登山の心構えなどについて話す。
山口さんは標高約2300㍍にある涸沢ヒュッテで1972年から働き、今年は55年目のシーズンとなる。ヘリコプターによる荷揚げがまだ行われていなかった時代、山小屋の食料は全て歩荷が頼りで、70㌔ほどの荷物を横尾から3時間かけて担ぎ上げる日々だった。
横尾から涸沢までの道は、いわば生活道路。荷を背負いながら、けがをせず効率よく歩けるよう、こまめに道直しをするという。
山口さんは、そんな小屋番の生活ぶりの一端を紹介しながら、多くの登山者を受け入れる立場から登山の在り方にも言及。「装備や登山道などの条件が良くなっても、山の厳しさは変わっていない。自分の能力、体力に合った山登りをしてほしい」と話す。
講堂第一会議室で午後1時半~3時半。定員50人。参加費200円(高校生以下無料)。電話で申し込みが必要。旧制高等学校記念館TEL0263・35・6226