松本市美術館で重度障がいの子アート展 県内で事業所開設予定のNPO 3月8日まで

松本市美術館(中央4)市民ギャラリーで3月8日まで、重度の障がいがある子どもたちが手がけたアート作品展「つむぎの展『めぐり』」が開かれている。抽象画や立体アートなど、どれも個性にあふれている。
愛知県内で障害児通所支援事業所を4カ所運営しているNPO法人「幸せつむぎ」が、長野県内での事業所開設を予定していることなどから、多くの人に作品を見てほしいと企画。4事業所を利用する幼児から高校生まで約70人が制作した約30点を並べた。
左半身にまひがある17歳の女子高生が、右足を筆代わりに描いた抽象画をはじめ、人工呼吸器を付けた5歳男児が指の機能訓練の一環でラジコンを操作して作ったアート作品、重症心身障がい児が視線入力装置を使って描いた絵画など。
それぞれに、子どもたちが制作に取り組む姿などが紹介されたパネルも設置され、「作品だけでなく、その裏にあるその子のこだわりや特性、好きなものなどストーリーを感じてもらえたら」と同法人の岩垂理紗さん(32、松本市出身)は話す。
午前9時~午後5時(最終日は4時まで)。入場料700円(3歳以下無料)。