寄贈の玩具に笑顔 松本の子育て支援施設「彩の木」に専門家選定の42点届く

松本市梓川倭の子育て支援施設「彩の木」(金井和恵代表)に国内外のおもちゃ42点が届いた。病気の子どもたちが楽しめるようにと「東京おもちゃ美術館」(新宿区)が選んだ品々で、スタッフたちは「遊び方の幅が広がる」と活用している。
彩の木は未就学児の発達支援や、18歳までの放課後デイサービスを運営。30人の登録者には難病や重度障害がある子もいる。
今回のおもちゃは金井代表が昨年、同館の「あそびのむし」事業を知ったのがきっかけ。日本財団の助成を受け、当事者や専門家が選んだおもちゃを寄贈する事業で、ちょうど3回目の実施に向けて全国の施設から希望を募るところだった。さっそく応募し、120施設の一つに選ばれた。
2月中旬に届いたおもちゃは、動かしたり音を出したりすることを、少ない動作や五感で楽しめるようなものがどっさり。「『こんなのもあるんだ』と大人にも面白い」と金井さん。子どもの特性に合わせて選んで使い始めた。
ある2歳男児は、どんぐり型の人形が坂道をごとごと下る様子を見て泣き顔が笑顔に。「いい顔になってきたね」とスタッフも喜んだ。
「夢中になって遊ぶことが成長に大事。ありがたい」と話す金井さんは、おもちゃ指導のスキルを専門的な講座で学び始めたという。