障がい者支援「音色くらぶ」信大医学部生が恩返し 松本血液センターにのぼり旗の収納袋贈る

献血の普及啓発に一役

障がい者支援に取り組む松本市のボランティアサークル「音色くらぶ」は4日、献血車ののぼり旗とポールを収納する袋4点を、県赤十字血液センター松本事業所(島立)に寄付した。県内の献血車4台が地域を回る際に活用される。
発案したのは信州大医学部6年で、同サークルの活動に参加してきた渡瀬隆寛さん(25)。医師国家試験を終えて東京の医療機関に勤務が決まったため、「お世話になった松本に何か恩返しができないか」と考えた。実習やメディアで血液や血液製剤が全国的に足りないことを知り、音色くらぶを通じて血液センターに必要なものを尋ねた。
収納袋は、サークル事務局の中山進さんが営む縫製加工の「山徳」(埋橋1)がオリジナルで製作。丈夫なナイロン製で、旗を入れるポケット付き。事業所長の齊藤克広さんは「これまで収納に困っていたのでありがたい。早速活用させてもらいたい」と感謝した。
障がい者支援の一環で、包装や梱包は就労継続支援B型事業所「ドリームワークス」(神林)の利用者に依頼した。渡瀬さんは「障がいがあっても、さまざまに活躍する場、参画できる社会になればいい」と話していた。