桑折現さん一人芝居「五人の演出家による上演」シリーズ最終回 3月18日まつもと市民芸術館

松本市深志3のまつもと市民芸術館で3月18日、俳優の桑折現(こおりげん)さんによる一人芝居「この春に」が上演される。桑折さんが主催し、全国4都市で五つの新作を約1年かけて上演する「一人の俳優のための五人の演出家による上演」の最終回だ。
劇場「THEATRE E9 KYOTO」代表で、京都を拠点に活動する演出家のあごうさとしさんが、予期せぬ友人の死で直面した受け入れがたい思いを基に創作。
亡くなった友人は、あごうさんの高校時代の同級生で舞台芸術の音響家として活動。昨春にがんの宣告を受け夏に逝去した。桑折さんも20~30代の時に一緒に仕事をしていた仲間。二人とも病気のことも亡くなったことも後日、聞いて衝撃を受けたという。
昨年5月、同プロジェクトが始まった当初は予想もしていなかった現実を意を決して作品にした。最終回という節目でもあり、「何かの巡り合わせとも感じる」とあごうさん。桑折さんは「死者と対峙する時間や痛みが大切なものとして感じてもらえれば」と話す。
午後3時と7時の2公演。全席自由。終了後約30分間のアフタートークあり。一般前売り2500円、25歳以下2千円(当日券は各500円増し)。申し込みは専用フォームから。