
松本市の硬式と軟式の中学生野球2チームが3月、新2、3年生によるそれぞれの全国大会に出場する。夏をにらみながら、冬場に鍛えた現時点の力を強豪相手に試す。
【松本南リトルシニア】両左腕軸に守り勢いに乗りたい
硬式の松本南リトルシニアは、第32回日本リトルシニア全国選抜大会(3月26~31日・大阪府ほか、出場48チーム)へ。昨秋の信越連盟中南信ブロック新人戦を圧倒的な強さで制し、4年ぶり10度目の出場を決めた。
ともに130㌔前後の速球が武器の二枚看板、竹内綜志(会田2)と百瀬龍真(鉢盛2)の両左腕を軸に、守り切る野球が身上。百瀬は打者としても4番を担う大砲だ。
初戦(26日、大阪市南港中央野球場)の相手は、松代高出身の元プロ選手・聖澤諒監督が率いる東北楽天の育成チーム(宮城)。勝てば翌日の2回戦(同球場)で、昨年全国大会三冠の世田谷西(東京)と当たる。
今年はチーム創立50周年で、OBのヤクルト赤羽由紘選手から1、2年生27人分のスパイクをプレゼントされるなど、好成績が期待されている。
15年目の塚原啓介監督(43)は「近年では最も力がある。まず初戦を取り、勢いに乗って絶対王者を負かしたい」。主将の百瀬も「相手がどこでも負けるつもりはない。その気持ちが一番大事」と闘志を燃やす。

【松本国際中】挑んで力を付け1期生超えたい
軟式の松本国際中は、第17回全日本少年春季大会(3月21~25日・岡山県倉敷市ほか、出場56チーム)へ。4地区予選の勝者が争った県代表決定大会(昨年11月1日)決勝で伊那東部クラブを4―3で破り、3年ぶり2度目の出場を決めた。
ともに2年生の右腕・山本凌己と左腕の森下悠の継投と、バックの堅守で最少失点にとどめる。主戦の山本は球の出どころが見やすかったフォームを改善。打撃はバッティングマシンで硬球を打ち込み、振り負けないスイングをつくった。
野球部は2021年の開校時に創部。3年前のこの大会で2勝し、県勢過去最高タイの16強まで進んだ1期生は、その夏の北信越総体を制して全国中学大会で8強入りした。
初戦(21日、倉敷市真備総合公園)で当たる鹿児島育英館中は、3、4年前のこの大会を連覇した九州の雄。
鈴木志絆(こころ)主将(2年)は「高いレベルの相手に挑み、しっかり学んで力を付けたい。夏に1期生を超えるのが目標」。田澤泰彦監督(55)は「力は1期生に劣らない。先制すれば面白い試合になる」と期待する。