個のスキル磨き全国の舞台へ ミニバスケ男子 大町のRISING JAM U12

小学生ミニバスケットボールの第57回全国大会(3月30、31日・京王アリーナTOKYO=東京都調布市)に、RISING JAM(ライジングジャム) U12(RJ、大町市)が男子県代表として初出場する。予選の県アンダー12選手権(昨年11月~今年1月)で初優勝。選手個人のスキルを磨くことに特化したチームが、全国デビューを果たす。
長野市勢が強い男子で、中信勢の出場は2005年以来21年ぶり。全国大会は優勝を決めない交流大会で、RJは広島、福島、福岡の各県代表と対戦して力を試す。
チームは1997年に発足。近年の好成績は、個人の力を高める方針への転換が一因だ。地域の競技人口が少ないため、選手層の厚さでは勝負できないと割り切った。中学部活動の地域移行を控えて2020年にU15チームを設立。小中一貫の指導・育成ができる環境が整い、小学生は練習試合をそれまでの半分にし、個々のスキルアップに時間を費やした。
「個がうまくなると試合でボールを失わず、守られても突破できる。短期間でチームとしてもまとまる」と鎌倉正茂ヘッドコーチ(48)。
上達すると面白さや楽しさが増す。向上心も高まり、選手は遊びでも自主的にボールをつくようになった。チームは6年続けて県選抜選手を出している。
鎌倉奏桜(そう)主将(穂高南6)は「1対1の強さがチームの持ち味。全国大会は日頃は戦えない相手と試合ができる貴重な機会。いつも通り楽しんでプレーしたい」と、集大成の舞台に向けても気負いはない。